漢方の効果

漢方と医療費控除その1

 

みなさんは、ご家庭で年間にどれくらいの医療費がかかりますか? ちょっと病院にかかるだけでも何千円も払うこともあり、また、病気の種類によっては検査などで何万円もかかる場合もありますよね。沢山の医療費が発生してしまった際に、医療費控除というものが設けられています。

 

 

医療費控除は、家庭において、その年にかかった医療費が、10万円を越えた際に控除が受けられるというものです。病院での診察費や、薬代、入院費、治療を受けるための交通費、付添い人にかかる費用など、医療費控除となっている範囲は、意外と広く、何が対象で何が対象外なのかは、明確に定められています。

 

 

例えば、健康増進の効果を求めてサプリメントを飲む方もいらっしゃいますが、これは対象外になっていますし、健康診断、美容効果を求める美容整形の費用なども、対象外になっています。そして、漢方薬を使っての治療を受けたいと思っている方が気になるところは、この漢方が対象になるのかという点だと思います。

 

 

同じように、対象外なのか、対象内なのか、わかりにくいところが薬局で購入する薬です。私たちは、少しの症状でしたら、病院に行かずに薬局で薬を買って済ませてしまいますよね。例えば、風邪を引いたとか、目が痛いとか、腰が痛いとか、肩が凝ったとか、それほど深刻ではない場合は、病院に行かない方が多いです。ちなみに、薬局で風邪薬を買った場合、その購入費は、医療費控除の対象になります。