漢方の効果

イライラに効果的な漢方薬その3

 

 

 

あまりにイライラがひどい場合、長く続く場合、また、気分をリフレッシュしても、なかなか回復出来ない場合は、早めに原因を取り除くことが良いでしょう。または、イライラに効果的な漢方を使って、治療を始めることも考えましょう。

 

 

では、自律神経失調症によって起こってしまうイライラに、効果的な漢方薬はどのようなものがあるでしょうか?

 

 

まずは、六君子湯(りっくんしとう)です。この漢方薬は胃腸薬として知られています。「なぜ、胃腸薬がイライラに効果的なのか?」と言う疑問を持つ方も多いと思います。昔から、不安などから、イライラが起こって、気分も滅入ってしまう方などには、六君子湯(りっくんしとう)が効果的だと言われているのですが、漢方薬が効果を発揮するのは、いろいろな方面からのアプローチがあり、改善してくれるのでとても複雑になっています。そんな中、六君子湯(りっくんしとう)のひとつの効果をあげるのであれば、胃腸への効果です。

 

 

例えば、イライラしているときは、心が不安定になっていますが、そのこと自体、自分が認識していないことが多いです。他人から「あなた、最近、イライラしているわよ!」と指摘されて気が付く方も多いでしょう。人から言われて、「そういえば、このところ、自分はイライラしている」と認識することも多く、実際に、イライラしていても、自分ではほとんど気づかないケースが多いです。そして、心が不安定になっている状態では、楽しいことも楽しく感じませんし、何を食べても美味しく思えないでしょう。