漢方の効果

漢方と医療費控除その2

 

薬局で買う薬が対象内になる要素としては、治療や療養のために購入する薬であることと、それが、薬事法に定められている医薬品であることがあげられるでしょう。これがクリアされれば、医療費控除が認められます。そして、レシートより、領収書のほうが好ましいです。

 

 

さて、その効果が高いことから、薬でも漢方薬を購入する方も多いと思います。あらゆる病気で漢方薬は、その効果を発揮して活躍していますから、利用している方も沢山いらっしゃるでしょうね。この漢方薬ですが、医師によって、治療のために処方された漢方薬でしたら、医療費控除の対象になります。また、漢方薬の中でも、風邪を引いた場合に買った風邪薬が、たまたま漢方薬だった場合も、医療費控除の対象になります。

 

 

反対に、漢方薬を購入しても、医療費控除の対象にならないケースがあります。それは、本人が治療のために漢方薬を買ったと主張しても、薬事法で医薬品と認められていない薬であれば、対象外です。また、医薬品であっても、病状によって、また、医師の指示があったか、ないか、これによって、治療するために本当にその薬が必要だったか、が判断されるでしょう。

 

 

漢方薬であっても、中には、健康を促進するために活用される薬もありますし、病気を予防するために使われる薬もあります。これらの目的で使われている漢方薬の場合は、健康効果が目的であり、治療目的とはなりませんから、医療費控除の対象とはなりません。